中古車購入☆その1
必要書類を揃えて、いよいよ張り切って家から出発すると、車の調子がおかしい。
なんだかアクセル踏んでも進みにくいし、時々ポンッと前に行く感じというか。。
そして極めつけ、どこからか焼けた臭い。。。(泣)
息子に「何この匂い。外から??」と聞くと、
「うーん。多分。。外かなー」と希望的意見が返ってきた。
売主さんとの約束の前に一箇所行かなきゃいけないところがあったので高速に乗ると、
やっぱりアクセル踏んでもあまりスピードが出ないし、
たまにポンッポンッっていっていたのが、
回数が増えてガタガタと車全体が震えてる~。
「やばーい!メランザーネ!おねがーい。もう少し頑張ってー」と叫びながら、
目的地の到着前の大きなロータリーで、
かなり止まりそうになりながらも踏ん張ってどうにか進んでるっていう状況。
なんとか一箇所の用事を済まし、
いざそこから20分ほどの売主さんの所へ出発。
用事をしているあいだに休めたからか、
少しは普通になったけど、やっぱりガタガタしてる。
がんばれ!もう少し。あとちょっとだから頑張ってー!!
と、なでてあげたり車に向かってエールを送りながら運転しつづけ、
ようやく到着。
はぁ~~。ここまで来たら、とりあえずどうにかなるってものなので、
お疲れ様。ありがとう☆よく頑張ったね!とメランザーナに感謝。
今日乗って帰る予定でいたのですが、
購入手続きをしたら、メランザーネを引き取ると言われたので、
荷物の整理をして売主さんを待っていました。
待てど暮らせど来ない。。。
昨日と同様、待ち合わせ時間から30分以上過ぎてようやく来た。
書類の確認をすると、私の書類が一枚足りない。。
とりあえず、今日は向こうの車を購入するだけで、私のメランザーネは保留。
隣町にある自動車教習所兼手続き関連の事務所へ行きました。
車の持ち主は奥さんになっているので、事務所には奥さんと彼女の3歳になる子、
私と私の息子の4人で入りました。
事務所に入ると、その奥さんと事務所の人たちはかなりの顔見知りのようで、
ちょっと違和感を感じつつ、書類関連は滞りなくおわり、
車の代金と手数料を渡して彼らが住んでるマンション&メランザーネを置いてある駐車場に戻りました。
その間、旦那さんは「今、あの車が欲しいって電話が来てもう決まっちゃったからって断ったのに、2000ユーロ払うから売ってって言われたんだよー」と。
(ちなみには私は1400ユーロで買いました)
何度も書きますが、私は車に関しての知識はほぼ皆無に等しいんです。
知識がないからこそ、とても不安で、
「これでいいのかな。。大丈夫かな。。」と自問自答していました。
前回のように、誰かについてきてもらえばよかったのですが、
夏休み期間中ということや平日の午後だったで、
仕事してるかバカンスか・・・という感じで、
めぼしい人が見当たらなかったのもありますが、
いつまでも人に頼ってちゃいかん!と、
変な意地が出て、一人でやってみたものの、かなり後悔。
知識がないがゆえに、不信感がどんどん強くなっていきました。
(自分のせいなのに、人のせいにしてる!!)
購入した車は旦那さんがどこからか試乗車用ナンバーを借りてきてくれ、
息子は新しい車で旦那さんと。私はメランザーナを運転して、
家まで送り届けてもらうことに。
途中、ガソリンを入れ、旦那さんが
「書類のコピーを取りに行ってから行くから。息子さんは家までの道分かるよね?」
と聞くので、わかると答えて別れてから、かなり後悔。。。
イタリア人ではない、どこの国の人かわからない人が、
今私が購入したばかりの車に乗って、息子を乗せていってしまった。。。
誘拐されたらどうしよう・・・・・・(泣)
と、かなりの不安に苛まれ、追い掛けようにもメランザーナさんはマイペースで
がたがた言いながら進んでる。。。。0rz
ちゃんとした人だと信じるしかない。。と、家に帰り、
足りなかった書類を探し始めるとすぐに車がつく音がした。
はぁ~~~~~~~~~~~~。よかった~~~~~(TOT)
誘拐されなかったー。
車を届けてもらっておいて、誘拐犯扱い(^^;
そして、彼はメランザーナに乗り込み、
「しかしすごい車だなー。こんな車、初めて運転するよ。。」と文句を言われながら、
気をつけてねーと見送った。
つづく